1: 2023/01/17(火) 22:49:55.74>>47NEWS
「宣告」などの加賀乙彦さん死去 信仰と救済見つめた作家
https://www.47news.jp/8821777.html22時36分 共同通信
「宣告」などの小説で知られる作家で精神科医の加賀乙彦(かが・おとひこ、本名小木貞孝=こぎ・さだたか)さんが12日、老衰のため死去したことが17日分かった。93歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。
陸軍幼年学校在学中に敗戦を迎え、戦後、東京大医学部を卒業。東京拘置所医務部技官などを経て、1967年に「フランドルの冬」を刊行した。
死刑囚の心理を描き、信仰と人間の救済を見つめた「宣告」で日本文学大賞、「帰らざる夏」で谷崎潤一郎賞、自伝的な大河小説「永遠の都」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。日本ペンクラブ副会長などを務めた。日本芸術院会員、文化功労者。
著書を一冊も読んでない俺ですらどっかで名前は目にしてる
お疲れ様でした
ご冥福を
知らないのはやばい
なんでヤバいの?
そういうたまたま自分が知ってること基準に世の中の常識と決めつけるお前の自己中な頭の回路の方がヤバいよ
小説は知らん
大往生だな
加賀乙彦はペンネームで僕たちメンタル関係者では、小木貞孝先生で通ってました
東大医学部精神科を出て小菅の東京拘置所で医官を長年勤められました
死刑囚の臨終の脈を取った事も数知れずでした
あの死刑囚の吊るされた後の悲惨極まりない状態をつぶさに観察する中で
日本の秘密主義の絞首刑は残虐な刑罰であるとして死刑廃止論を生涯のテーマにしました
かれの「死刑囚と無期囚の研究」という論文が秀逸でした
東京拘置所で出会った印象ある死刑囚、
たとえば「バー・メッカ殺人事件」の正田死刑囚とはかなり深く拘置所内でお付き合い
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%AB%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
『死刑囚の記録』中公新書
これは買えますから死刑制度に関心のある刑法学者志向な人にとっては必読書の1つです
死刑囚の記録、若い時に読みましたわ
医学とも法学とも関係ない工学部の学生でしたが死刑制度に興味あった頃です
カッコいいな

1929年、東京府東京市芝区三田に生まれ
母方の祖父は医師・発明家の野上八十八。父の小木孝次は安田生命のエリート社員で、のち、取締役。
1942年4月、東京府立第六中学校入学。
1943年4月、100倍の倍率を突破して名古屋陸軍幼年学校に入学するも、在学中に敗戦を迎えたため軍人への道が絶たれ、
1945年9月、東京府立第六中学校に復学。
同年11月、旧制都立高等学校理科に編入学。
1949年3月、旧制都立高校理科卒業。
同年4月、東京大学医学部入学。1953年3月、東京大学医学部卒業。
東京のエリートですな
その頃の話を聞いたことがある
加賀乙彦と言えば辻邦生、北杜夫
松本の旧制高校博物館だったか、山梨でやった北杜夫展だったかで
辻邦生と北杜夫の往復書簡が展示してあった
親友で盟友なんだけど文面はほとんどラブレターだった
御存命だったのか
わかるw
そんな抜粋文しか読んだことないけどお世話になりました。合掌。
自分本読めませんって言ってるようなもの
ドラマ化もされた
ショーケンか誰かで映像化もされてたと思う
もっと若い印象だった
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